施主様はビルのオーナーで1階は店舗、2階に自宅を構え、その浴室から見た室内の風景です。
施主様からの依頼はコンクリート壁を見えないように隠し、くつろげる空間を作ってほしいとの事でした。
ただ背景に人工竹垣を施工するだけではなく、たまたま左上に通気用の四角い窓があったので、これを丸い月に見立てる事とし、(万が一の時、窓が機能しなくてはいけないとの考慮もあり)人工御簾垣に「富士山」の景色を描きいれました。
その後、里に灯籠、野原に人工樹木(室内の為)、緑の丘を人工杉苔で被い、手前に海原が広がるというような「景」をイメージ、施工させていただきました。